メニューバー「勤怠レポート」 > 「健全性診断」を表示すると、労務管理の健全性診断のレーダーチャートが表示されます。「総労働時間」「サービス残業時間」「離職」「休日日数」「有給休暇取得」の5つの項目を入力することで採点し、レーダーチャートで労働の健全性診断を行なえます。
勤怠データ入力
表の右上「表示内容を編集する」をクリックすると、年度ごとに従業員数や退職者数、勤怠データを入力できます。全項目の入力は必須ではありませんが、入力していない項目が存在すると正しい診断が行なわれませんので、ご注意ください。
「年間平均勤従業員数」「期初従業員数」「退職者」は、社内で管理されている人事情報をご確認ください。その他の勤怠データは、KING OF TIME(勤怠管理)の「年別データ」を参照し、ご入力ください。
1. KING OF TIME(勤怠管理)の管理者アカウントにログイン > 「よく使うメニュー」の「年別データ」 > 表示する年月を「12ヶ月」で指定し、[項目]をクリックします。
2. 表示する項目を選択します。「労働合計」「有休取得日数」、休日日数としてカウントする休暇取得日数を選択し、[表示]をクリックします。
3. 右下の青い欄に、全従業員の1年間の合計数が表示されます。こちらを参照し、「総労働時間」「休日日数」「有休取得日数」を入力します。
4. 「サービス残業」はKING OF TIME(勤怠管理)上でカスタム項目を作成します。KING OF TIME(勤怠管理)のホーム > 設定 > 表示項目設定 > [カスタムデータ項目設定] > 「月別」のタブを選択し、「新規作成」をクリックします。
5. カスタム表示コード、カスタム表示名を入力します(例:表示コード:001、表示名:サービス残業)。「在社時間」の+(プラス)にチェックを、「労働時間(休暇みなし除く)」と「休憩時間」の-(マイナス)にチェックを入れ、登録します。
6. 再度、KING OF TIME(勤怠管理)のホーム > よく使うメニュー > 「年別データ」 > 表示する年月を「12ヶ月」で指定し、[項目]をクリックします。
7. 「カスタム」のタブ > 「5.」で作成したカスタム項目を選択し、をクリックします。
8. 右下の青い欄に、全従業員の1年間の合計数が表示されます。こちらを参照し、「サービス残業」を入力します。
9. 入力欄の右上、「保存して戻る」をクリックします。他年度が未入力の場合、「未入力の項目があります。」と表示されますが、「入力せずにトップに戻る」を選択いただいて問題ありません。
以上で、勤怠データの入力が完了します。入力したデータを元に1人当たりの平均(実績)を出し、平均を元に採点します。
採点方法
採点方法は以下の通りです。
総労働時間
100~81:1980時間以上 2160時間未満
80~61:2160時間以上 2340時間未満
60〜41:2340時間以上 2520時間未満
40〜21:2520時間以上 2700時間未満
20〜0:2700時間以上 2880時間未満(これ以上は0点)
サービス残業
100〜81:360時間未満 240時間以下
80〜61:360時間以上 480時間未満
60〜41:480時間以上 600時間未満
40〜21:600時間以上 720時間未満
20〜0:720時間以上 840時間未満(これ以上は0点)
離職
81〜100:10%未満 5%以下
61〜80 :10%以上 15%未満
41〜60 :15%以上 20%未満
21〜40 :20%以上 25%未満
0〜20 :25%以上 30%未満(これ以上は0点)
休日日数
81〜100:総休み120日超過 130日以上
61〜80 :総休み110日超過 120日以下
41〜60 :総休み100日超過 110日以下
21〜40 :総休み90日超過 100日以下
0〜20 :総休み80日超過 90日以下(80日以下は全て0点)
有休取得日数
81〜100:8日超過 10日以上
61〜80 :6日超過 8日以下
41〜60 :4日超過 6日以下
21〜40 :2日超過 4日以下
0〜20 :0日以上 2日以下
各項目の点数の平均が、「総合」点数となります。