勤怠レポート > 勤怠差異 > 「打刻とログの差異」の仕様を解説します。
目次
機能概要
出退勤打刻時刻とPCログ時刻の集計値や差異を表示することができます。PCでの実際の作業時間と出退勤打刻時間の差異や、差異の平均値が確認可能です。出退勤打刻時間だけでは確認できない、サービス残業の実態が把握できます。
KING OF TIMEセキュアログインと連携する
本システムとKING OF TIME セキュアログインを連携してPCログ時刻を取得することが可能です。
この場合、KING OF TIME セキュアログインのログ時間をKING OF TIME(勤怠管理)の出退勤時間として連携することはできません。KING OF TIMEセキュアログイン以外の認証機器で打刻する必要がございます。
連携設定の申し込みについて
「KING OF TIME データ分析」と「KING OF TIME セキュアログイン」との連携開始や、「KING OF TIME(勤怠管理)」と「KING OF TIME セキュアログイン」との打刻連携解除についてはサポートセンターへご依頼ください。
PCログをデータアップロードする
「データアップロード」より、CSVデータでPCログデータをアップロードすることも可能です。
データの確認・操作方法
データの確認や操作の手順を解説します。
勤怠差異トップ
画面左:グラフ
表示している「所属」「雇用区分」での、表示月を含めた過去3ヶ月の差異合計時間を表しています。出勤前(ログ→出勤)、出勤後(出勤→ログ)、退勤前(ログ→退勤)、退勤後(退勤→ログ)のそれぞれを確認できます。
画面右:表
「”打刻とログの差異”の設定」で設定している閾値を超える差異が発生した人数や、差異の平均・合計時間などの詳細を確認できます。
画面左上:歯車のマーク
こちらをクリックすると、「”打刻とログの差異”の設定」画面に遷移します。
閾値は出勤時と退勤時それぞれの閾値が設定できます。閾値の設定は、企業一括ではなく所属・雇用区分ごとの設定も可能です。
年間推移
年間の差異時間をグラフと表で確認できます。表示「所属」「雇用区分」を絞ることで、所属や雇用区分別にも確認できます。
なお、表には、その月の合計差異時間と「キャンセル閾値」を超えた人数が表示されます。表の右側「合計」にカウントされている人数は、重複した従業員はカウントされません。
(例)
- Aさんは「4月」と「5月」に「キャンセル閾値」を超えたログが発生した。
- Bさんは「4月」のみ「キャンセル閾値」を超えたログが発生した。
→合計人数は、2人としてカウント
個人別一覧
表示月のログ時間や勤怠時間など、個人ごとに確認できます。いずれかの従業員の行をクリックすると、より詳細な内容が確認できます。
表の左上にあるチェックボックスで、「出勤前」「出勤後」「退勤前」「退勤後」項目の、表示/非表示を切り替えられます。
また、画面右上の「個人データ[CSV]」ボタンをクリックすると、「個人別詳細」の表示内容の一覧をCSVデータで出力できます。
個人別詳細
日ごとのログと打刻時刻、差異時間が確認できます。
「出勤時 打刻/ログ開始」「退勤時 打刻/ログ終了」では、打刻とログのどちらが先に行なわれたのかと、それぞれの時刻を表示しています。ノートPCのマークは「ログ」を、時計のマークは「打刻」を表しています。
詳細を確認したい日をクリックすると、画面下半分にバーチャートが表示されます。
(1)スケジュール時刻、打刻時刻、ログ時刻が表示されます。
「入退出との差異」を見る設定にしている場合は、入退出時刻も表示されます。
バーチャート
緑……ログイン状態が継続している場合
黄……無操作の時間帯(ロックからロック解除までの時間)
緑色の▼
基準時刻を表しています。
(2)取得されたログの詳細情報が確認できます。